こんばんは。
高齢者教育も佳境に入ってきたかなと感じてきましたが、読まれている方ありがとうございます。
今高齢者でなくても、いずれ老いて行く訳ですから、今から考えることは大事だと思います。
今日は、どうしても考えてほしい部分があり、記事にしました。
今の高齢者の実情について
みなさんには一度考えてみてほしいのですが、社会的依存と社会的自立をどのように考えていますか?
社会的自立している人のイメージとして、周りから多少の支援や協力を享受しているが、ある程度は、自分で生活を賄えるという状況だと思います。
社会的依存している人のイメージとして、周りからかなりの支援や協力を享受している、自分で生活を賄えていないという状況だと思います。
今の高齢者世帯や高齢者を支援している家族を見てみてどうでしょうか?
まず、この三つのグラフを見てください。
まず、1番上を見てください。
2016年を皮切りに、一気に高齢化が進みました。ただ、高齢化したとはいえ、実際に、自立して日々元気に活動をしている方がいるのも事実です。
中段、下段にあるグラフを見てください。
男性で、60代では7割であり、70代では5割が活動的に対して、女性で、60代では7割でありますが、70代では、4割に止まっています。
高齢者が増えてきているのに、健康的に社会的自立ができている方が、少なくなってしまうのは、かなり悲しいことです。
女性においては、70代の大半が、確実に、社会的依存に足を踏み入れていることがわかると思うと怖くないですか?だからこそ、社会的自立と社会的依存のバランスがとれた高齢者を私は増やしたいと強く感じました。
社会的依存の立場になるのは、人生の最期!
まず、みなさんには、理解してほしいのですが、なんで今まで、病院から在宅医療や在宅介護にどんどん回してきましたか?
それは、在宅医療や在宅介護の方が、安いし、介護保険があるから、決められた範囲内でサービス受けたらいいと考えられてきたから。
ただ、医療保険を使わないため、介護保険で賄うとなると、自治体によるため財源の関係や、区分の関係で、サービスによる差が出てきます。
残念ながら、在宅介護や在宅医療を継続して行える人手不足が深刻なのもありますが、それ以前の財源が枯渇化していることも問題になっています。
ただ、健康的に社会的自立ができている高齢者はそういう在宅医療や介護の世話になっておらず、家族の手を煩わせる事もないので、かなりお得なんですよね。
では、社会的依存になるのを、人生の最期に遅らせるためにはどうしたらいいか?
それを、次の章で書いていきたいと思います。
人生の最期に、社会的依存を遅らせるためにできる事。
要は、ピンピンコロリができること。
そのために必要なのは、社会的自立をまず、前期高齢者の段階から目指す事です。
実際は、すでに若い頃からその土台は身につけておかないといけないのかもしれません。
まず、抵抗力。
これは、幼少期にいかに感染症と直に戦う、もしくはきちんとワクチンをしてきたかだと思います。もしくは、薬💊を使わずに済ませてしまう事が、後の耐性を無くす意味でも重要です。
あとは、体力。
病気がちや病弱か、体力が有り余っているかは、仕方ないけど、遺伝的素因が大きく関与しています。そのため、感染症への免疫力による格差も起きることが考えられます。
しかしながら、そこをカバーすることはいくらでもできます。心肺機能や呼吸機能を向上させるために水泳がある訳ですから。
喘息も、水泳でかなり落ち着いたという事も実例で耳にしますし、実際に報告もされています。
気管支喘息に対する水泳の有用性を明らかに /看護学群・風間逸郎教授が卒業研究の学生(卒業生)と報告 | 公立大学法人 宮城大学 - MYU
もちろん、体格や年齢など、揃えておかないと改善が見られないかもしれませんが、おおまかに見ても、水泳が心肺機能、呼吸機能を改善する助けになるのは、明らかであるといえます。
後は、食べ物の好き嫌いですね。
食べ物は、身体作りの基本中の基本であり、それができていない、好き嫌いがある時点で、いろんな意味で、負けています。
実は、体力や抵抗力、免疫力の根本的な部分になるため、幼少期の好き嫌いが大人になって響いてくるとはままあります。
体力や抵抗力、免疫力は、遺伝的素因が強いとはいえ、この部分を補強することは、自分でも可能です。食べ物の好き嫌いは、親の責任にも関わるため、今からしっかり頑張ってほしい。
番外編 食べ物の好き嫌いと生活習慣病のリスク相関について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjtehpe/9/0/9_jjtehpe.9.13/_pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshhe/74/6/74_6_279/_pdf
https://www.jsph.jp/docs/magazine/2002/05/49_05_0447.pdf
こちら以外にも、たくさん食べ物の好き嫌いと生活習慣病のリスクは相関性があることが、報告されています。
現実的に、きちんと好き嫌いなく食べれている人は、今の世の中少ないのではないか?と思います。しかしながら、遺伝的素因からの脱却を図れるとしたら、この部分にしか、助けられる事がありません。社会的自立を目指すならば、この部分にまさに気をつけ、目を向けた生活習慣を身につける事が必要ではないでしょうか?