今回は、挨拶なしにして記事を書いていきます。
YouTubeに上がっていた動画をみて、患者とその家族👪が、やはり認識できていない事があるという事がわかりました。
無論、かなり厳しい内容での記事となりますから、患者の家族の方は、ある程度覚悟して読まれる事をお願いします。
急性期医療と慢性期医療の違い
そもそもですが、急性期医療の役割と慢性期医療の役割は全く違います。それは、主軸に置かれている認識からして違ってますから当然です。
急性期医療の主軸は、『緊急度の高い患者を、救う事で、治療に繋げる』という事。
一方で、慢性期医療の主軸は、『治療の継続による社会復帰、または最期までの尊厳を守る』
という事。
主軸がそもそも違うんですね。
もちろん、規模が大きい医療機関で、療養型病床をもっているところでいれば、胃ろうや、介護なども行なっています。しかしながら、慢性期医療はたまた療養型の所のように、片手間で対応しているのを見かけた方もいると思います。
しかしながら、あくまで主軸が、『緊急度が高い患者を救う事で、治療につなげる』という事ですので、最低限の看護や介護はなされるでしょうけど、ガチガチの慢性期医療機関又は療養型の医療機関でするような丁寧な看護や介護は期待できないという事は、知らなければなりません。
なぜ、急性期医療機関と慢性期医療機関の違いをきちんと掲載しているサイトがないのか?
そもそもですが、慢性期医療機関と急性期医療機関の主軸にしている事が違うことを、きちんと掲載させているサイトがないのでしょうか?
私は、これが一番問題だと思うんですね。
それを知り、慢性期医療機関への転院を適切に促すことができれば、急性期医療機関の負担もなくなります。
なのに、なぜないのでしょうか?
考えられるのは、3つあります。
- 患者やその家族が、急性期医療機関に対して過度な期待を持ち、転院を頑なに拒否していること。
- そもそも、在宅医療であり、急変してしまった場合に対してのみしか、プランを考えていない。
- サイトを見る方によっては、転院をマイナスに受け止めてしまう人が出てくるため。
これら3つの理由が上がってくるという事は、それだけ、急性期医療機関が急速に退院を進めてきた弊害とも言えます。
しかしながら、急性期医療機関である程度の、介護や看護をしてもらうとしたとしても、常にごった返している院内で充分な介護や看護を、患者に与える事は大変難しい😓というのは、現場で働いている方も言われていることです。
それなのに、病院の説明に納得がいかないというのは、患者のご家族側に認識が欠落していると言わざるを得ません。
その認識を、サイト上で事実を掲載することでしか形成は難しいと思います。是非とも、立ち上げてくださいね!
以上です。