薬剤師Rasの未病と予防の研究所

薬剤師として感じたことを書いています!

単なる便秘? 放ってはいけないポイントについて

今日は、病院🏥での出来事をもとに記事を書いていきたいと思います。

病棟で目撃したこと

薬💊の関係で、病棟に上がった時に、看護師さんが2人がかりで、患者さんについていました。1人の看護師さんが、忙しなく電話をかけていました。

見ると、患者さんが、持続する嘔吐を繰り返しており、止まる予兆すらない状態でした。

間違いなく、腸閉塞の可能性が高い状態だと強く感じられました。

腸閉塞は、予防で全て回避可能ではない。

皆さんは、大体腸閉塞は、どこで起きるかを考えたことありますか?

大腸の腸管機能が停止した状態と小腸の腸管機能が停止した状態の二つが考えられます。

術後癒着の関連で起きやすいのは、小腸閉塞です。この場合は、予防のために、早期離床で、腸管機能を亢進することができますが、ただ、それはあくまで統計学的観点に留まります。

長期的に見ると、若い頃は腸管機能が維持されてきたが、高齢化すると機能が低下してきます。そうすると、癒着部分が詰まりやすくなり、小腸閉塞になります。

オペをしたすぐには、症状はないですが、長期的に癒着の可能性は否定できません。

お腹の張りや、便秘が三日以上継続する場合は、腸閉塞に近い症状が出てきやすいので、注意が必要です。

少しでも違和感がある場合は、必ず受診してください!

便秘との違い

実は、私は、便秘ですね。と診断がでました。

とはいえ、私は、ほぼ毎日きちんと糞便がでています。たまに、二日間だけ、一日だけと便秘になることがありますが、ほぼ次の日やその次の日になれば、便が出てきます。

便秘では、硬い便や、残便感が気になることはあります。私もたまに感じることがあります。ただ、便秘は、最低限、排便があると言う前提があります。

腸閉塞になると、腸管機能が停止してますから、役割を放棄した状態です。

吐いたことがある人ならわかるかもしれませんが、糞便の色をしています。

ビリルビンの色が嘔吐物の色…なんとも言えないですね。

ちなみに、実際に経験したことがある人は、あの色に凄い違和感を感じていました。私の父は、自分が経験したので、ある意味、知識以上に違和感を感じていました。

様々に書かせていただきました。

この内容は、ただの便秘だとたかをくくるのはやめてください。

また、落ち着いたら、もう少し深く記事にしていくつもりです。

食中毒にならないために、保冷剤の使い方を見直そう

夏☀️が本格化してきましたが、みなさまはいかがでしょうか?

気温が高くなり、蒸し暑さも出てきましたが、食事を持ち込むことも増えている方もいるでしょう。

今回は、お弁当🍱やおにぎりなど、保存に手間がかかるものを特に注意して頂きたく、記事を書いていくことにしました。

調理器具、使ったら必ず洗浄してますか?

まず、よく問題になる腸炎ビブリオについて。

よく胃内で暴れて、七転八倒すると言うアニサキスとは違い、魚🐟には必ずいるだろうと推察される細菌ですが、この腸炎ビブリオが野菜にも移動していたと言う事案があります。

腸炎ビブリオは、魚🐟を淡水でしっかり洗浄することや、海水の温度が上昇すると感染するため、食べる前までは、冷蔵保存をすることを徹底してください。

使用したまな板や包丁は必ず洗浄するか、沸騰した水につけて消毒するなりし、持ち込まない努力をしましょう。

お弁当やおにぎり、きちんと冷ましてますか?

保冷剤の使い方を見直そうと言う記事を書いている人から、こんなことを聞かれる意味わからないかもしれません。

保冷剤は、外部の温度を下げることを役割としています。食中毒で問題になるのは、中身の温度です。実は、この中身の温度が高温多湿になっていると、食中毒🤮になりやすいのです。

なぜかというと、細菌🦠は、高温多湿のところを好むことが多く、増殖が早い。ただしかしながら、あまりにも高すぎると、細菌は亡くなります。が、そうでない場合は、きちんと中身をみて、ある程度冷めた状態で蓋を閉めることが、大事になります。

もし早く蒸気を取り除きたいのなら、プラスチックの蓋で、蒸気口があるものがありますから、そこの穴を開けた状態で、蓋にするだけでかなり違ってきます。蓋に穴が空いていれば、冷気が中に入ることもありますので、中身の温度が下がり、高温多湿になりにくくなります。

細菌を増やさないための工夫って身近なものを使いこなすだけで、可能になることがあります。

細菌を増やさないために、アルコール噴霧?これでは消毒にならない。

アルコールでも食品由来のものかの確認が必要になりますし、あくまで表面層のみの細菌のみの消毒にしかならないため、全く無意味です。

それをすらなら、まず大前提である高温多湿にしないための工夫を徹底することが、大事だと思います。

表面だけの細菌🦠ではなく、細菌全体を増やさない。そのための工夫が、皆さんに求められています。

いろいろ書いてきましたが、細菌を持ち込まない、増やさないは、感染症対策では当たり前の考え方です。

もし今後、お弁当やおにぎりを作る場合には、この内容を参考にしてみてほしいと思います。

以上です。

公衆衛生学を通じてレスター方式を理解しよう

公衆衛生学的観点から、レスター方式を理解することを目的として、今回の記事を書いていきたいと思います。

レスター方式は、反対運動による影響で知られるように。

レスター方式は、今で言えば、感染源対策の先駆けになりますが、当時は、一部地域だけに、効果があり、世界的規模や地域的規模においては、まだまだ不十分でした。

ただ、このレスター方式は、ワクチン💉や種痘法に対する懐疑的または、忌避する人たちから恐れられ、反対運動の要因になりました。

しかしながら、この運動の後、ワクチンや種痘法を未接種な子たちは、重篤化し、亡くなっています。適切な対応や方策を取らないと、人の命に関わるという事実を形にして思い知らせたそんな現実でした。

レスター方式は、今の感染対策に通じている。

レスター方式は、感染対策の中でも、感染源対策を最重要項目と位置付けていました。

これは、今の感染対策においても大切な視点です。

なぜかというと、感染対策は、いかに感染症が拡大しなくて済むか?を踏まえ、国ごとでみる世界が違ってきます。

災害医療でよく使われているトリアージでは、🟥が最重要対応必要性とされていますが、この状況は、緊急度が高いため、早急に治療が必要という事がわかります。感染症で例えるなら、中等度または重症化している状況です。

🟢が、まだ時間的に余裕があるという意味になりますが、感染症で例えるなら、軽度の状況です。

レスター方式では、この🟢と🟥を区別するため、感染源がどこにあるのか?

場合によっては、隔離か必要かどうかという事実にも目を向ける必要が出てきますが、感染の拡大状況と、治療の早急性についての区別。

その部分をまず区別する大切さに私は気をつけるべきだと考えます。

レスター方式とワクチン💉の合わせ技の重要性

ウイルス性感染症は、潜伏期間が存在することが知られています。典型的なのは、インフルエンザ、天然痘、AIDSなど、様々。

感染しても発症するのに、数日または数ヶ月かかる事が、残念ながらウイルス性感染症の特徴としてあります。新型コロナウイルスによる、感染症にも、潜伏期間がありました。

そのため、レスター方式だけでは、囲い込みが間に合わず、発見や治療に遅れが見られる可能性があります。

その潜伏期間のうちに抑え込む、または、初期段階でワクチンを接種することが大事になります。子宮頚がんワクチンや狂犬病ワクチン💉みたいに、感染した可能性を踏まえて接種することで、命を守ることに繋がるという事がわかります。

早急な治療に繋がる大切さは守るべきことですが、まず、ワクチン💉の重要性を広く大切にしていきたいと感じます。

いろいろ記事を書いていきましたが、いかがでしょうか?大切な視点ではないかと考えます。

それでは?

はじめて、読まれる方に読んでほしい事実

これまでの記事、読んで頂きありがとうございます。大変嬉しいです。

今回の記事は私がなぜ、3年間も記事を書いているのかという事を皆さんに再度知ってほしいからです。これから話す内容は、3つのタームに分けて書いていく事にしています。

では今回は、なぜ話が記事を書く事にしたのか、その経緯について記事を書いていきます。

病棟で知る衝撃的事実

前職の薬局を辞めて、実家の病院で働き始めてあるとき病棟に行ったとき強い衝撃を感じた。

寝たきりの患者さんが、集団部屋、個室に限らず入院している事実。

幼少期の頃から、寝たきりの患者が多いとは聞いていたが、まさかここまでとは。

まだ、意識のある人や喋れている人は、テレビや本を読んで気分転換ができているが、意識もあやふやで、ただ胃ろうから栄養を入れられているという現実。

病院に入院している👦のほとんどが、意識のない状態で、存在している現実。私は、強い危機意識を抱きました。

寝たきりの要因について

寝たきりの要因が気になり、調べてみると、恐ろしい事実が明らかになりました。

寝たきりの患者さんのほとんどが、既往歴に心疾患や脳疾患を持っていたという事でした。しかも、大半が後天的要因で寝たきりになっていました。その要因を調べてみると、出るわ出るわ。

糖尿病、高血圧、脂質異常症…生活習慣病に起因する疾患という共通した事実が明らかになりました。これに強い危機感を抱きました。

未病の状態に介入する必要性を思いつく。

皆さんの中には、生活習慣病になって治療や改善のために、日々対応している人いると思いますが、実際のところ、このような人たちは、紛れもなく、一部の良識ある人たちであり、大半は、この対応ができずに、脳疾患や心疾患になって後から基礎疾患がある事に気づくというのが現実です。

私は、この事実に行き着いたとき、悲しくなりました。早い段階で踏みとどまれたから、ならなかった。その意識の必要性を周りや全国に広げる事が必要。それが、今のブログでの活動の元になっています。

次回について

次回は、私のような医療関係者だけが、医療を守っているのではなく、国民一丸となって、医療を支える必要性がある事。未病と予防の意識が、医療を守ることに繋がるという事を、理解してほしい。

このブログが、一般だけではなく、医療関係者も読者対象にしている理由についても説明できたらいいなと思います。

新型コロナワクチンの事実 分子生物学から見てみよう

医療デマが未だに根強いことに強い違和感や焦燥感を禁じ得ない。それは、多くの医療機関、医療関係者とて同じだと思う。

しかしながら、このワクチン💉の中身や意味などを本当に理解している人たちは少ないはず。

今回は、新型コロナワクチンの事実を、分子生物学的観点から、最新の情報を交えて、記載していきたい。

mRNAはDNAを書き換えられる?

まず、有名な医療デマであるこれから、潰していきたい。まず、DNA🧬は、染色体の中にキツキツに詰め込まれたものであり、DNAは、まず、セントラルドグマが基本になっています。

DNAは、mRNAに転写され、それにより、tRNAに翻訳され、タンパク質が出来上がる。

まず、この部分が理解できていることが前提になる。

mRNAが、DNA🧬に組み込まれるためには、逆転写酵素というものを使わないと、DNAに準ずるものはできない。

その上で、普通の動物細胞にはこの逆転写酵素は持ち合わせていない。ため、組み込まれる可能性は、まずない。

タンパク質は永久的に残る?

これも、医療デマでよく言われることが多いが、間違いであることがわかる。

タンパク質は、生成されるだけではなく、役目を果たしたら、速やかに分解されます。

分解も、ゴミですという印であるタンパク質がつきますから、簡単に判断できます。

よく言われるのは、分解されたタンパク質の破片がアレルギー反応を起こしているだけにすぎません。

それが、あたかもスパイクタンパク質がまんまに残っていると誤発信されている。

論文にも、明確に否定されています。

免疫を壊すというのは?

まず、スパイクタンパク質が細胞表面に出てくる事から、免疫の反応は起こる。

普通の細胞表面には、そもそもスパイクタンパク質なんてものはない。

これにまず反応するのが、樹状細胞などの免疫細胞たちだ。それらの情報を受けて、ヘルパーT細胞が、B細胞に抗体産生を命じる。それにより、できた抗体が、再度感染してきたウイルスを捕獲するという事になる。

ようは、ワクチン💉は、免疫の記憶化を命じる大切な手段であると言える。

ここで、IgG4について。よくデマで言われるのは、これらのサブタイプが過剰に増えたために、免疫が低下するというもの。

これは完全に誤りであるんだが、実は他のワクチン💉にも同様の事が起きているという報告があります。ただ、他のワクチンは、このコロナワクチンとは違い、接触する期間が長い為、量が増えるだけです。

ただ、このサブタイプが増えたからと言って、免疫が低下することはありません。

実際は、ヘルパーT細胞やB細胞、他多数の免疫細胞の相互的な反応により、免疫抑制や増進は行われているという事をご理解ください。

様々なことを書かせていただきましたが、現実問題、分子生物学や免疫学を学んでいれば、デマに騙されることはまず、ありません。

記事を書いてみて、この内容をすべて理解できなかったとしても、大丈夫。迷ったら、いつでもお気軽にお越しください。コメントを残して頂ければ、対応いたします。

それでは。

便秘が実は怖い理由 肝臓腎臓に負荷がかかる真相

皆さんは、肝機能や腎機能がバラバラに見られていると考えている人がいます。

が、実は、ある要因に強く影響されることが知られています。

それが、腸肝循環です。これが実はさらに怖い真相に行き着くことは、皆さんは知りたいですか?

それは、便秘です。

便秘が、なぜ腸肝循環、さらには肝機能や腎機能に強く影響するのか?深く考えていきましょう。

便秘を放置するとやばいわけ

便秘を放置すると、腸管内には腸内細菌による腐敗が進みます。これは、悪玉菌と言われる細菌類が過多になると起こりやすいです。

腐敗により生成されるのは、インドールやスカトール、paraクレゾールなどです。

これらを身体から出すためには、肝臓で代謝、腎臓で排泄しなければならないのです。

肝臓や腎臓に実は知らないうちに機能低下に陥っている可能性を孕んでいます。

肝臓と腎臓、腸肝循環でより負担がかかる。

腸で吸収されたものは、まず最大の代謝工場🏭である肝臓に入っていきます。

普段の肝臓であれば、吸収された食品や、薬💊などの代謝だけをすれば良いはずでした。

しかしながら、便秘が長期化すると、腸内細菌によりわー、'腐敗が進んででてきた物質の代謝もしなければならなくなります。

特に、paraクレゾールの場合は、肝臓による代謝で水酸化が起こります。

その他の代謝にも、肝臓は関わっています。肝臓機能の低下は当たり前です。

一方で腎機能も排泄に関わっている以上、肝機能の低下は、いわゆる不運によります。

便秘によるリスクが、腸肝循環という物質代謝や排泄の負担をあげているという研究報告があるということでお願いします。

今回は、あくまで、概要だけですが、次回からは、周術期の場合の、腎機能や肝機能と合わせて記事をいきたいと思います。

食事とアレルギー性疾患 

私が以前お世話になっていたクリニック🏥から、毎回、受診のたびに、生活指導箋を頂きました。形式ばったものではなく、かなり親しみを感じることがありました。

今回は、食事、特に野菜のトマト🍅について考えてみましょう。

トマト🍅は、アレルギー性疾患には良くない?

まず、トマト🍅を否定する発信や、アレルギー性疾患にトマト🍅は合わないという発信など、見るのですが、これに科学的根拠はありません。

もちろん、トマト🍅に含まれる成分や花粉が、アレルゲンとなり、アレルギーが起きている人は、別ですよ。そういう人は、食べれません。

しかしながら、トマト🍅が、アレルギー性疾患に対して問題がある訳ではないという事は、まず、きちんと知ってください。

ガイドラインでは、トマト🍅の摂取はどうだろう?

ガイドラインを少し見ておきましょうか?

食物アレルギーが検出されていない子供に、特定の食物を抜いて食べさせるのは、望ましくない。

これ、どうですか?

トマト🍅が食物アレルギーの子なら、食べさせない対応が必要です。ただ、そうじゃない人にまで、その押し付けがあると問題になると感じます。

アレルギー性疾患だから、特段の注意はさほど不必要だと良くわかります。

除去食は必ずアレルギー検査を受けてから。

皆さんの多くが、勘違いしているであろう除去食は、必ずアレルギー検査を受け、診断を受けた後でなければいけません。

実は、除去食は何もない人には、下手すると命に関わる話になります。

栄養不足になります。

まず、かなり成長期の頃とぶつかる人が多いと思います。そのため、必要な栄養がいつも以上に必要になります。ただ、残念ながら、何もない人に与え続けると、必要な栄養が低下することが知られています。

食事の楽しみ低下

私の食べないと死んでしまうという冗談はさておき、食べることに幸せや楽しみを感じている人は、食いしん坊なら経験があるはず。ただ、必要な人ではない人が、除去食を食べ続けるのは、はっきり言って、苦痛です。私なら間違いなく死にたくなります。

それだけの思いにさせて、いかがでしょうか?

いろいろ書いていきましたが、皆さんに本当に知って欲しいのは、栄養はバランスよく摂ることが大事だと思います。特定の食物がだめということはないけども、きちんと診断を受けることが自分や周りの人の負担を軽くしてくれると思います。

今日はこれをきちんと理解してほしい。

以上。