こんにちわ。
今回の記事は、腸内環境と糖尿病の相関性について記事を書いていきたいと思います。
腸内環境の破綻は様々な問題を抱えている。
糖尿病になる人は、1型糖尿病を除くと、ほとんどが2型糖尿病が主流です。
そして大半が、肥満体型またはそれに近い状態の方がいます。
糖尿病において薬物治療に入る前に、運動療法と食事療法があります。が、これらだけでは、ダイエットができても、健康的な状態にはならないんです。そのため、血糖値コントロールがうまくいかない可能性もあります。
では、なぜ、ダイエットするだけではだめなのか?そこには、腸内環境という視点が、ぬけ落ちています。
腸内環境の破綻は様々な問題を孕んでいます。以下のような場合があります。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jim/37/1/37_09/_pdf/-char/en
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/108/9/108_1939/_pdf
他にもたくさん報告されていますが、まず、これらの論文だけ紹介しておきます。
もちろん一概に言えない部分もあることも、踏まえて読んで頂ければ。
糖尿病と腸内環境の相関性とは。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/104/1/104_57/_pdf
こちらが、腸内環境と糖尿病の相関性が書かれているものです。
腸内環境または腸内細菌叢の変化により、耐糖能異常を起こしています。
ただ、それだけではないようです。
内容を抜粋すると以下になります。
腸内細菌が、炎症、免疫系を介して、糖尿病の発症に関与している。
この内容にも、言及されています。
その抜粋がこちらになります。
こちらに記載されているように、短鎖脂肪酸から分離された酪酸や酢酸は、腸管上皮バリアを形成、強化に繋がり、果ては免疫反応を抑制し、インスリン抵抗性を引き起こさないという働きにつながります。
要は善玉菌を増やして、腸内環境を整えて、健康的にダイエットしましょうって言う必要があるということです。
逆に、悪玉菌と言われる細菌の存在が高まると、LPSという物質を生み出し、腸管上皮バリアが破壊されると、血中に入り込むことで、臓器に移行したのち、微小炎症状態を惹起することがわかります。
それが、後々、インスリン抵抗性を生む、果ては糖尿病発症に繋がります。
1型糖尿病も、腸内環境破綻が要因の可能性がある。
実は、自己免疫疾患にあたる1型糖尿病も、実は腸内環境破綻がすでに起きている中での発症がこの報告では示唆されています。
他にも色々な事項を挙げて、書かれていますのでより詳細な部分は、皆さん個人で見て頂ければと思います。
これでとりあえず終わりにします。それでは。