薬剤師Rasの考え

薬剤師として感じたことを書いています!

腸内環境の悪化が、様々なリスクを生み出す。

こんばんは!

日々薬剤師として働いているので、毎日が忙しい日々なんで、ブログもほとんど更新できてません、すみません!

今回は、Twitterで、知り合った薬剤師の方のツイートからヒントを得たので、記事を書いていきます!

腸内環境の悪化が、様々なリスクを生み出す。

まず、腸内環境の悪化により、どのようなリスクがあるか見ていきましょう!

まず、大腸癌や大腸ポリープなどは、他のリスクも要因になるため、一旦置いときますが、便秘や下痢、後は、感染症なども、腸内環境の悪化が要因になる事が、近年わかっています。

腸内環境が、悪化することで、実は他にも、影響を与えます。それは、脳です。

腸脳関係の深い真相について

脳と腸の関係はかなり深い。なぜかというと、第二の脳と言われているのが腸だから。

じゃあ、なぜ、第二の脳と言われるのか?見ていきましょう!

腸が、第二の脳と言われているのは、脳に次いで2番目に神経細胞が、つながっているから。

腸が悪いと、腹痛や下痢などの症状がありますね。実は、これには、腸脳関係が深く関わっています。

まず、腸内に病原体などが侵入してきたとします。とにかく中から出さなければならないので、腸管収縮を起こします。

その時に、腸にはたくさんの神経が張り巡らされているので、脳に情報が入ってきます。

脳の情報に、病原体が入った、だそうとしていると情報がいきますから、司令を脳から出していきます。それが腹痛だったり、下痢だったりになります。

第二の脳と言われているため、脳からの指令を待たずに、自分で考えて対応ができます。

会社でいう重役クラスの働きが可能って事です。

腸脳関係が疾患にも寄与?

腸内環境の悪化で、腸脳関係が悪化してしまう例はたくさんあります。しかしながら、その中でも、知らない医療関係者がおられるかもしれない疾患があります。

それは、過敏性腸症候群です。腸内環境の悪化とは、関係無さそうに見えますが、実は、腸脳関係の深いところで繋がっているんです。

特に、この疾患は、腸内の発酵を抑制することが手始めに必要であり、そのために、何を食べるかが、事細かに決められています。

身体のためにいいとされている食品でも、過敏性腸症候群の方には向かないという事を知ってほしい。

ただ、注意していただきたいのは、普通の便秘と下痢の場合との区別が難しいという事。

ただ、単純に腸内環境が悪いからという話ではなく、脳との関係性の異常により引き起こされている可能性もあるからです。

そのため、いかに腸内環境を整え、精神的余裕を身につけられるかも、この疾患治療に、必要な考えだと感じます。

今回は、これにて、以上です。