薬剤師Rasの考え

薬剤師として感じたことを書いています!

かゆみを、いかに改善するか?

こんばんは。

今回は、弊院の患者さんで、日々痒みに悩んでおられる患者さんがいましたので、痒みについて考えたい事があるので記事を書いています。

薬剤の遍歴

患者さん自身が、長期間痒みにお困りの方だったそうですが、弊院に入院された際、痒みの治療も並走する必要がありました。

入院当初からアタラックスp を使用していました。アタラックスp は、第一世代の抗アレルギー薬として知られています。

ただ、この薬も、効果がイマイチであるので、ザイザルとの併用を一旦行い、アタラックスp を中止する事、プラスして、塗り薬で対応するなど、手を変え品を変えしてきましたが、今日現在、より一層の症状の悪化より、非常勤の医師の先生に、紹介状を書いてもらうことにしました。

かゆみの原因がどこにあるのか?

高齢者の場合だと、皮膚のひび割れなどから、症状が引き起こされるという事もあり、かゆみの原因になりうる要因も様々なんですね。

私は、自分がアレルギー性鼻炎アトピー性皮膚炎に罹患しているため、アレルギー体質の改善が、かゆみ改善に繋がっていると考えます。

ただ、今回の場合、長期的に痒みが持続した状態であったこと、入院当初より薬物治療を繰り返していることなど、かなりのリスクを背負っています。かゆみの原因がどこにあるのかは、今後、皮膚科にいったらわかると思います。

が、かなり可哀想な方だなと感じています。

かゆみの改善で必要なこと

以前、私が通っていた漢方内科の先生が、自身の著書で書いていたのですが、とにかく、何回もシャワーを浴びて下さいと言われていました。皮膚のかゆみの原因になるのは、汗であったり、ほこりなどの付着などが知られており、洗い流すことで、かゆみの原因を除去できます。外出先でシャワーがない場合は、流水で、顔を洗ったり、タオルを湿らせて、身体を拭くことなど、日々のメンテナンスでかゆみを改善に導くことができます。

アレルギー体質の方ほど、このメンテナンスが大変重要だということを知ってほしいです。

という事で、かゆみをいかに改善するかについて簡単に記載してみました。もっと深く知りたい人は、コメント欄で教えてください!では。