薬剤師Rasの考え

薬剤師として感じたことを書いています!

私が残した医薬品集…私が作成する上で考えたこと

こんばんは。

毎日お疲れ様です。日々の仕事から、副ブログの記事を書いて…というところまで行けない悔しさを感じていましたが、今日、嬉しい😆ことがありました。もう、昨日ですね。

それは、以前の前職で、担当していた医薬品集の件でのこと。

私は、前担当だった先輩薬剤師の先生に、辞めるに至り、医薬品集の編纂の状況について、状況報告をしました。

その後のことを考える余裕なく、バタバタと忙しくしていましたから、医薬品集の件は頭から抜け落ちていました。

今日、このよなメッセージが届きまして、大変嬉しかったです。

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こちらのメッセージのやり取りをさせて頂きましたが、このような形での称賛を受けるのには、慣れておらず、むず痒く感じます。

一方で、私なりの考えを多少は、理解されたのかなと思うこともあり、退職前に認められる部分を残せたのかなと感じました。

今回は、私が薬剤師として医薬品集を編纂するにあたり気をつけていたことを書いていきたいと思います。

医薬品集の編纂の意味とは?

医薬品集…。皆さんなら、何を思い出しますか?

人によっては、今日の治療薬という分厚い参考書を片手に働いている人もいると思います。

まず、今日の治療薬の存在意義は何か?

そこを考えると、なぜ薬局毎の医薬品集を作成するのか見えてくるのではないでしょうか。

私が考える『医薬品集の編纂』は、以下になります。

『医薬品をすぐに使えるために、どこに何があるかをすぐに気づけるように、存在地を明確にしたもの』

というのも、単純に、医薬品集をただ単にいやいやながらするのが、嫌だったんです。

薬価集も使用しての作成が許されていたので、どうせならしっかり勉強できたら。という考えからでした。

棚番の振り方に工夫したこと

なぜ、薬局毎の医薬品集が必要か?皆さんは、考えたことありますか?

それは、薬局毎に扱っている診療科が異なり、医薬品が多岐に渡っているからです。

だからこそ、医薬品の存在地を明確にしておく必要がありました。

私は、棚番の振り方を少し工夫しました。

まず、設定した棚番に対して、少し魔法をかけました。

漢方であれば、単純に、漢方1、2、3、4とします。もちろんそれだけではなく、漢方の記載されている数字と繋げていました。

ですから、あるツムラの漢方を探しているとしたら、医薬品集をみれば、漢方3の12とかあれば、棚番の漢方3に、12の記載がある漢方があるという事になります。

あくまで、イメージですが、資料をみて、すぐに存在地がわからないと、なんのために作るのかわかりません。

棚番の振り方一つで、見やすさは変わります。

医薬品集の編纂で感じたのは?

医薬品集の編纂で感じたのは、あくまで医薬品をすぐに探せる、存在地を手に取るようにわかりやすくするという工夫をすることに対するコスパについて。

ただ、私の場合は、コスパを考えることなく、短期的な視点よりも、長期的に医薬品をすぐに使えることの方が視点において、大切だと考えていました。

結局、賞賛されたのも、自分のやり方が賢く、見やすさ含めて良かったからこそ、連絡を受けたのだと考えます。

このように、いざ使う時に、使いやすい、見やすい資料は、仕事ができる人が力を入れて頑張った結果です。

私は、決して仕事ができる立場ではありませんが、こう言う形で嬉しかったです。ありがとうございました。以上です。