こんばんは。
この間のアンケートの結果が出ましたので記事を書いていきたいと思います。
多浪生の書く薬剤師国家試験対策ブログは必要か?
結果は以下のようになりました。
この結果は、必要なしが48%であり、必要性あり、もしくはあった方が嬉しいが、52%というものでした。
ここから言えるのは、半分近くが、ブログの必要性を感じていないことがわかりました。
この結果から見えたこと
私は、この結果からあることを感じました。
それは、薬剤師国家試験で浪人すること自体に軽蔑感を持っている人、もしくは受からない人がいることを信じられない人がいるということです。
そのため、薬剤師国家試験対策ブログなんかを書こうものなら、ブログの存在すら叩く人がいるという現実を知りました。
実際に、とあるツイートで、私のブログに対するお言葉に、『浪人生だった人が書くブログを参考にする意味あるの?』という意味に捉えられる記載がありましたので、事実でしょう。
ただ、多浪生になったからこその要因や、合格した要因は、実際に経験した人間でなければ理解することができません。
今の国試についての実情を理解していない可能性があると同時に、生存者バイアスを感じました。
なぜ、生存者バイアスを今回感じたのか?
なぜか?
それは、半分近くが、国試浪人生の薬剤師国家試験対策ブログを必要としていない現実を知ったのと、それだけではなく、現役で薬剤師になれるのが正義という認識を今回の件で痛いほど痛感しました。
その上で、国試浪人生を経験した人たちのブログがあまりにもなさすぎるのが、明白な事実を物語っています。
生存者バイアスがかなり強くかかっていることが、様々なツイートや今回のアンケートで感じました。
なぜ、国試浪人の薬剤師国家試験対策ブログ不要論が、生存者バイアスにつながるのか?
まず、生存者バイアスについてご存知でしょうか?
生存者バイアスとは…
成功事例だけが注目されて語られ、失敗事例は記録されずに顧みられることもない
と言うように、失敗した事実を見ることなく成功した事実のみを最もらしく言っている、選択バイアスです。
元国試浪人生の薬剤師国家試験対策ブログの不要論がなぜ、生存者バイアスに繋がるのか?
簡単な話、現役生で合格した人がほぼであるなかで、浪人生で合格する人の割合は、五割を切っています。
そこには、予備校で勉強した人だけではなく、働きながら勉強していた人、宅浪などをしていた人も含みます。この人たちの中で、合格するのが、4割なんですね。
そういう面があることを踏まえて、きちんと如何に何が必要かを考え、合格に向けての要因を見つけるのは、至難の業です。
だけど、元国試浪人生の書いている薬剤師国家試験対策ブログはほぼないです。
彼らのブログ自体が、生存者バイアスの被害に遭っているんです。
それに気づけていない人がほとんどであることが今回の気づきにつながるのです。
いかがでしょうか。様々な考えがありますが、私は、多浪した要因や合格した要因すらも、知らせずに終わることはしたくない。
だから、これからも、薬剤師国家試験対策ブログも続けていくつもり。
それでは、次回もよろしくお願いします。