こんばんは。
ここ最近思う事があり、簡単に記事を書いたり、読んだりすることに時間を割けてきませんでした。
今回は、私自身が署名活動に賛同し、実名での署名に踏み切った、薬剤師に処方権をの活動について、私なりの考えを記載していきたい。
薬剤師がなぜ医師の下になるのか?
まず、長らく疑問に思っていたことの一つとして、『薬剤師が医師の下になるのか?』という事があります。そもそもですが、薬剤師自身が医師に対して処方提案したり、疑義照会をかけるという時間を要する作業についていながら、薬の専門家として本来ならよりやりがいを持てるはずが、医師の下みたいな見られ方だけではなく、周りからの薬剤師という認識に際し、違和感を感じていました。
医師の指示に従ってやるだけの仕事よりも、自主性が求められる仕事もしているはず。それなのになぜ、医師の下で働いているという認識をされるのかが、私の中で感じていました。
薬剤師が処方権を持たないままでは更に評価が下がる。
薬剤師が薬剤師である所以。
それは、薬剤師自身が薬を飲んだ後にも責任を持っていかなければならない薬の責任者であり専門家であるから。
それなのになぜ、薬剤師が処方権すら持たないまま働いているのか?
日本以外のイギリス🇬🇧、アメリカ🇺🇸などの他の先進国では、すでに薬剤師が処方権を持ち働いています。薬局では、薬剤師がワクチン接種したりと、薬の責任者として全医薬品に対する責任をもって働いています。
それだけではなく、薬剤師自身が患者から信頼され、薬に対する全幅の信頼関係が構築されています。
もちろん、医師と薬剤師の関係性が対等にあるべきとする薬局が門前のクリニックや病院から信頼関係を勝ち取り、対等に話しができているところもあります。
しかしながら、そういう薬局やクリニック、病院の存在が大変稀であること、大半の病院やクリニック側の立場を強く出され、薬局がそれに致し方なしで応じているところもあります。
そんな状況を、皆さまはどう感じますか?
このままでは、医師や薬剤師の関係性の差が広がってしまい、薬剤師の存在意義すらも無くなるかもしれない。私の中に、焦りを感じました。
署名活動に賛同してから
反対派の意見などを、Twitterで見させて頂きましたが、きちんとした認識の元、反対している人はいますが、それ以前に、自身が不勉強な上に薬剤師を馬鹿にしている医師、薬剤師の存在が大変気になりました。
賛同することで、1人でも多くの薬剤師が、患者に認知されて、医師とは違うアプローチで、関係性を構築し、信頼される関係になるという事が大切だと感じます。
処方権持ちたいなら医師になれ!
って言う医師の存在もあります。なんという認識でしょうか。そもそもですが、処方権を処方箋を切ることと認識されていますが、違います。
処方料という診療報酬上にあるものですが、これは、単に処方箋を出しているだけではなく、医師が自ら薬を処方するという意味合いがある点数です。今は、この薬を出すところを薬剤師に代行してもらっているという状況です。
独立的処方権は、その部分を薬剤師が行うという事を段階的に認めていかないか?ということを議論するべきだという認識で、私自身は、賛同しました。
以上で、私自身が感じている事を書かせていただきました。