薬剤師Rasの考え

薬剤師として感じたことを書いています!

私自身が感じることについて

まず、こんばんは。

最近思うことがたくさんあり、記事を書いていくことがなかなかできませんでした。

ただ、この度買った本を読み、様々な考えを巡らせながら、私が感じたことを少しばかり書いていきたいと思います。

まず、本の紹介📕

まず、私自身が買った本ですが、経営の神様であり去年の八月に逝去された、稲盛和夫氏の側近が、氏の考えや思想、哲学に至るまでを身近にいた身として、氏の人となりなどを含め本にまとめられたものです。

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こちらの本を読み、感じたことを今から書いていきたいと思います。

医療にも通じる考えばかり

まず、断りを入れると、この本は、経営者の立場に立つ身として考えなければならない事項をたくさん含んでおり、まずは、経営陣に読んで頂きたい書籍だということ。

しかし、一方で、現場で働いている医師やその他の医療職にも通じる考え方たちであると、添えておきたい。

まず、本書の一文を借りるならば、

『謙虚さは魔除けなんだぞ。』という言葉。

特に、専門家と言われる立場や社会的地位の高い職種に見られる傲慢さは、見るに耐えない事が多く、それを誰も指摘できないのが、今の時世だと言えます。

こと、医師になって駆け出しの時は、周りに頭を下げてきた人も、一医師として働き始めると、自分は他とは違うという思い込みから、傲慢になり、努力をしなくなる事があります。

ただそれだけではなく、謙虚さがなくなると、人が離れていきます。こと、彼女がいない人や、いても長く続かない男性医師がいますが、そういう人たちも、謙虚さがなくなり、傲慢さが顔をもたげてくることで、それを察して別れを切り出される事があります。

結局、相手を思いやる気持ちの欠落により、自分をも思いやることが出来なくなります。

そういう事から、仕事をする上では、話にならないと言われて、おしまいになりますので、そこを注意する事が大事です。

現場が経営感覚を持たないままでは、自主性が育たない。

まず、この本を読んで感じたのは、経営者の神様である稲盛氏の考えや思いなどを、実際に、秘書をされて、近くで感じてきたからこそ、この本を書いてみて、改めて様々な思いを継承せねばと感じられたのではないかと思います。

ただ、それだけではなく、経営者だけが、躍起になっても意味はないという事が、本を読みわかりました。

それは、以下の一文から見てとれます。

『彼女は、コスト削減が難しいと思われているカウンター業務であっても、工夫を重ねさえすれば、月々、2000円程度のコスト削減が十分に可能であると報告した。』

結局、現場が、前向きに努力しようとしていることに対して、否定してやる気を無くさせることをしないという事が、やる気を持たせる上では必要だという事でしょうか。

っていう感じで、今日は一旦これにて。