薬剤師Rasの考え

薬剤師として感じたことを書いています!

反ワクチンと薬剤師に対する誹謗中傷について

今回、フォロワーの医師2名から、指摘を頂きました。一人目の指摘については、後日何らかの記事を出すつもりです。

今回は、二人目の医師から、頂いた指摘を含めて書いていきたいと思う。

反ワクチンと薬剤師に対する誹謗中傷に怒りは別か?

怒りが別。もちろん、私も反ワクチンに対して怒りを感じています。今回の薬剤師に対する誹謗中傷と怒りは同じです。

ただ、怒りの度合いとしては、違うんです。

今回の薬剤師への誹謗中傷に、確かに私は、怒りました。

しかしながら、薬剤師への誹謗中傷の場合は、私もけしかんと感じましたが、相手に薬剤師の仕事の中身や、あり方などを教えてあげてほしいと思いました。相手が、納得したとのことでよかったです。

反ワクチンからの誹謗中傷に対しても、もちろん怒りは感じています。

ただ、怒りを通り越してしまい、諦めが出てきたからです。

攻撃が続くことに怒ることは無意味?

そもそも誹謗中傷してくる人は、いくらこちらが間違いだと唱えても、聞く耳は持ちませんし、何度も攻撃してきます。

もちろん、反撃の意味合いから、開示請求するというのが、セオリーでしょう。

ただ、こと反ワクチンの場合、開示請求されたとしても、痛くないんです。

反ワクチンを吹聴しているのは、医療関係者ですから。反ワクチンを掲げている医療関係者のの方々のことを信じている場合がほとんどです。

ですから、ワクチンを反対するし、それが正しいと考えているから、誹謗中傷をし続ける。よって、反撃したとしても、相手には響かないんです。

だからこそ、怒り続ける意味があるのだろうかという気持ちになるんです。

怒り続けることに意味がないのでは、とはそういう過程から感じたものです。

私は反ワクチンにも怒りはある。

再度、言わせて頂くと、私は当初反ワクチンにかなりの怒りを感じていました。

ワクチン💉により、命を救われた方がいるのに、ワクチンを忌避する人たちがいるのはなぜ?って。

その一方で、、ワクチン💉が広く普及されたことで、ワクチン💉に対して自分なりに考え、感じる人が出てきたことで、ワクチン💉に対する関心の強さは大きくなった。その時に、様々な情報が入ってくる中で、デマに流された方もおられたでしょう。

もちろん、反ワクチンでも、私のフォローしている医師のように、データを駆使して、正当な批判をされている方もいます。そういう場合を除けば、医療関係者から吹聴されたことを、正しく取捨選択できているのでしょうか。

デマに毒された方たちは、それが間違いであることを知らないで騙されたまま、他方の医療関係者の方々に誹謗中傷しているんですね。

こういう実情を見ると、私は怒りを通り越し、半ば呆れて、可哀想な人たちだなと感じました。

誹謗中傷を正当化するつもりではないですが、半ば吹聴した側にこそ、責任があるし、責められるべきだと思います。

以上で、私自身の意見を書かせていただきました。