今回の記事では、誹謗中傷をする人が、どのような心理でやられているのか?を皆さんと考えていきたいと思います。
心理学的側面から見る。
https://www.kochi-tech.ac.jp/library/ron/pdf/2020/03/15/a1210460.pdf
まず、この高知工科大学の発表した論文を見てほしい。この研究は、まず認知から段階を経て誹謗中傷行為まで、網羅的に見ています。
誹謗中傷している人たちの心理について、この研究では、このように記載されています。
実際には、仮説モデルの中の右側のみの立証になってしまったようだが、大変興味深いです。
なぜかと言うと、まず、『自分に当てはまり易いか否か』と言う選択が、その後の経過に大きく影響していると言う事ができるから。
例を挙げてみましょう。
私自身が、あるツイートを見たとします。
そのツイートを見て、自身に当てはまる内容であったとします。すると、無意識のうちに、もっと知りたいと思うようになり、興味を持つ。
そして調べ始める事で、そのツイートの事案がこうではないか?と想像する。ただ、その想像が、客観的な側面なく、主観的な側面になり、勝手な想像を引き起こすことにつながる。よって、自分の中だけでできた想像をもとに、良し悪しを判断し、悪しと判断されると、誹謗中傷行為が行われることになります。
深層心理として考えられる事とは?
誹謗中傷と同じぐらい問題にされるのが、炎上という現象です。実は、この炎上にこそ、今回の誹謗中傷の深層心理につながる部分があります。
それは、炎上経験者が大きく、二つにわかれています。
一つは、祭り型という人。
こちらは、社会的寛容性は低いが、炎上そのものを軽視し、炎上した人に対しては責めるつもりはないが、感覚的に面白半分で対応しています。
二つは、制裁型という人。
こちらは、規範意識が高いため、炎上してしまった人を厳しく責める。それだけではなく、経済的状況やストレス認知が高い。
誹謗中傷する人たちは、この後者にかなり似通っていると見ることができます。
今問題になっている、開示請求している医師の方に対して、誹謗中傷してきた人たちは、経済的状況や自分たちが受けているストレスをかなり認知しています。
結果、これまでの日本🇯🇵の状況で溜めてきたストレスやフラストレーションを医療関係者にぶつけて、この状況を作り出したお前らが悪いといって、誹謗中傷してきた可能性が高いと断言できます。
誹謗中傷をする人たちに対する考え方について
まず、断りを入れさせてほしい。
私は、決して誹謗中傷を正当化するつもりはない。あくまで、誹謗中傷を客観的に見ることだけに努めてきました。
これまで、書いてきたことを、みなさん、再度読んで見て頂きたい。
誹謗中傷されるのは、辛い🥵。だが、凹む😿だけではなく、なぜ、誹謗中傷してくるのか?という疑問だけは常に身につけてほしい。
なぜかというと、誹謗中傷してくる人たちは、初めから誹謗中傷しようときている訳ではない。自分の中で許せないことを、ぶちまけて、ついでに、自分が傷ついていることに対して、お前らが悪いと言い出した挙句です。
決してあなたを傷つけている訳ではなく、自分に酔っているだけです。
そう思えば、貴方自身が凹む必要もなくなりはしませんか?
中には、正当な批判や非難もあります。ただ、誹謗中傷に対して過敏に反応することにより、それ以外が見えなくなります。
そうなると、正当なものでさえ、誹謗中傷に見えてしまいます。それでは勿体無い。
こういう思考転換を目指すことが、開示請求するよりも重要性が高いと思います。
もちろん、権利ですから、それを赤の他人がどうこういうことではないです。
ただ、自分の心の持ちようで、精神的余裕を持てるのではないか?と考えます。以上です。