薬剤師Rasの考え

薬剤師として感じたことを書いています!

医療関係者であるということ

おはようございます。

まず、朝イチで問うのは、かなり重いと思いますが、お聞きします。

医療関係者の方々には、かなり重いですが、

『私たちの存在意義とはなんでしょうか』

この質問には、なかなか答えるのが難しいと思います。

それは、自分たちの仕事のあり方であったり、自分たちが患者さんや周りの医療関係者との関係性が良好か不良かにより、異なってきます。

だからこそ、周りからの評価など、客観的な見られ方にも影響されるため、自分の立ち位置を深く考えれば、考えるほど、答えるのは難しいと思います。

今回は、私自身が考える『医療関係者であるということ』について、一切の忖度なく記していけたらと思います。

活動の幅をいかに広げていくか?

医療関係者の多くは、医療現場への就職をかなり希望しており、就職もほとんど医療機関(病院や診療所、薬局)です。

その一方で、医療の現場以外に踏み出し、自身の専門性や知識を利用し、活動の幅を広げている医療関係者も多数おられます。

例を挙げると、大学院に進学し、現場の知見だけではなく、高い専門性を身につけ、現場への還元を考えていたり、食品衛生の知識を活かし、食品メーカーへの就職であったり、自分の資格を他の分野に繋げて、働いている方もいます。

私自身も、そういう意味で、医療以外への就職を考えていた時もありました。

しかし、医療現場での就職でなければ、患者との距離が長くなるというデメリットを感じていたため、私は、あくまで、医療現場に拘りました。

とはいえ、限られた範囲であっても、自分の外部への活動の幅を広げていく努力をすることは、医療現場にいても必要なポテンシャルであると感じています。

患者の健康に寄与できている?

今はかなりコロナの威力が収まり、静かになっていますが、未だに救急車🚑の出動数や、1日あたりの死亡数が変わらないのはなぜだと思いますか?

中には、救急車🚑すらも呼べない、躊躇う方もいますよね?それは、なぜか、考えたことありますか?

実際、薬剤師の場合や医師の場合だと、かかりつけ医やかかりつけ薬剤師など、この制度を利用して日々の生活、健康に役立てている人がいる一方で、その制度そのものを利用できていない方がいるのも、事実です。

表面上だけみれば、制度の普及は確かに進んでいると見ることはできます。

ただ、その中で、医療関係者との接点すらない、かかりつけ医やかかりつけ薬剤師そのものもない方の存在を、皆さんはどう考えるでしょうか?

そう考えた時、本当に、患者や住民の健康に寄与できているのか?それを踏まえて、どうしたら制度の根本的な普及につながるのかを、それぞれ考えて頂きたい。

そう感じています。

このブログでは、現場における問題点など、独自の視点から記載しています。

同様の視点を持ち、私の考えと同じ人がおられたら、ぜひコメントを残して頂くか、記事の拡散をお願いします。