今回から、反ワクチン派に対する反論記事を書いていきたいと思います。
今回は、年齢調整死亡率について記事を書いてみたいと思います。
年齢調整死亡率について
年齢調整死亡率の基準になっているのは、昭和60年モデルの人口を元にしています。
そもそも、昭和60年頃の時代背景を皆さんはご存知ですか?
高度経済成長期や、バブル期の絶頂期で、カップル👫だけではなく、アッシー君とかの話が巷で言われていた頃です。
そんな時代の、婚姻率もある程度高かったのも、皆さんの気持ちが大きくなっていたことも要因でしたね。
その頃の年代を基準にしているので、かなり、時代にそぐわない死亡率になりつつあるものであるといえます。
なぜ、子宮頚がんの平均年齢を70歳前後という誤読をするのか?
これには、実際にはカラクリがあります。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/juoeh/31/2/31_KJ00005578448/_pdf
こちらから、この図を抜粋しました。
この図をみて頂くとわかりますが、1985年には、ピークが40代前半ですが、2007年には、35歳前後に前のめりになっています。
プラスで、年齢調整死亡率の基礎の時代では、結婚率が9割に近い時代で、年齢的に、初婚が早かったことが要因になりますが、子供ができるのが早かった訳です。
となると、子宮頚がんが見つかるのは、第二子を考えるか否かを考えるあたりの年齢か、はたまた少し落ち着いたころに発症がわかるという事がありました。
しかしながら、今は、2007年以上に晩婚化が出てきています。そのため、結婚した後の数年で、発症発覚となる可能性があります。
かなり悲しい話ではありますが、これがあくまで現実ではあります。
その上で、年齢調整死亡率をみると、全人口の死亡率を年齢的に調整しているという事になるので、どれだけ、ピークが、35歳前後だと言っても、そこに目を向けれない方もいるという事がわかりました。
だからこそ誤読がおきます。今日はこれだけです。